徳川家
♦徳川葵紋
徳川家康の家紋として広く知られているが、もともとは京都の「賀茂神社」の神紋である。徳川家が葵紋(三葉葵紋)を家紋としているのは、その祖先が三河の加茂郡松平の地にあって、賀茂朝臣松平太郎左衛門と号した事によるものである。通常の葵紋とは若干形状が異なり、丸と葉の葉脈が繋がっているのが特徴である。
特に徳川幕府は家紋の格付けによって将軍、大名、家臣、またその同士の区別にも厳しく使用された。参勤交代の道中ですれ違う時などにも相手の家紋や槍印を見て礼儀作法を考えなければいけなかったので、先払いには諸大名の家紋に精通した者が選ばれたほどである。
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