明智光秀
♦明智光秀桔梗紋
清和源氏頼光流・土岐一族の代表家紋である。使用家は他に加藤清正、坂本龍馬などがそうであった。江戸時代においては特に家紋を衣服につけるのは男性のみであったので、婦人はこの桔梗を小型に線書きしたものを用いていた。特にこれを発祥とした紋が多く、丸に桔梗、八重桔梗など百種以上にも及ぶ。
分布は土岐氏の勢力範囲であった美濃・飛騨を中心に中部地方から西に拡がっており、使用家の多さもベスト10に入る有名紋である。
余談だが、我が家の母方がこの桔梗紋である。
頼光流では太田、遠山、池田、高田、脇坂、福島、三沢、菅沼の諸氏、義家流では松平、花井、榊原、小柴氏などがあり、清和源氏系との結びつきの強さが伺える。
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